こんにちは、映画好きのY氏です!
今回は、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演の映画『バイオハザード(2002年)』をレビューします。ホラーゲームの金字塔を実写化したこの作品は、アクションと恐怖が絶妙にブレンドされた名作として今なお語り継がれています。
ジャンルの枠を超えた迫力と没入感、そして観たあとにしっかり記憶に残る演出の数々。今回はそんな『バイオハザード』の魅力をたっぷりと掘り下げていきます!
▶️ 予告編
👉 予告編はこちら: https://www.youtube.com/watch?v=PWUvci3M5qE
🎞️ 作品情報
項目 | 内容 |
---|---|
タイトル | バイオハザード(Resident Evil) |
公開年 | 2002年 |
監督 | ポール・W・S・アンダーソン |
主演 | ミラ・ジョヴォヴィッチ |
上映時間 | 約100分 |
ジャンル | アクション/ホラー/スリラー |
配信 | Amazonプライム(2025年5月現在、見放題) |
📖 あらすじ
地下にある巨大研究施設「ハイブ」で違法なウイルス研究を行っていたアンブレラ社。ある日、施設内にウイルスが漏洩し、研究員たちは次々とゾンビ化してしまう。
記憶を失った主人公アリスは、政府の特殊部隊とともに感染拡大を止めるべく「ハイブ」へと潜入。そこには、制御不能となった人工知能や、凶暴化したゾンビたち、そして企業が隠していた恐るべき真実が待ち受けていた。
果たして彼女たちは無事に脱出できるのか。そして、アリスが失った記憶の先にあるものとは──。
🔥 ジャンル・雰囲気はどんな映画?
ジャンルはズバリ「アクションホラー」。ゾンビ映画らしい恐怖の要素と、スピーディーでスタイリッシュなアクションが融合された、まさに“バイオハザードらしい”構成です。
映画の冒頭は無機質な施設内で静かに異変が起きていく、不気味で静かな恐怖がじわじわと忍び寄る展開。サウンドや照明、カメラワークがうまく組み合わさり、観ている側にも不安感をしっかり植えつけてきます。
一方で中盤以降は、テンポの良い戦闘シーンが連続し、ホラー色の強かった空気がアクション映画らしい“観る爽快感”へと変化していきます。恐怖とスリル、そして躍動感のある戦闘のバランスが絶妙な、非常に完成度の高いジャンルミックス作品です。
💥 印象に残ったシーンは?
最も印象的だったのは、やはり「レーザールーム」のシーン。密閉された白い通路に現れる青白いレーザーが、まるで無感情な処刑装置のように登場人物たちを追い詰めていく様子は、視覚的にも心理的にも強烈なインパクトを残します。
この場面はシリーズ全体を象徴するほど有名で、映画を一度観た人なら必ず記憶に残っているはずです。無慈悲なカットと絶望的な状況は、ホラーとサスペンスの両方を見事に演出しています。
また、アリスが見せる肉弾戦アクションも印象的で、ゾンビの群れをものともせずに切り抜けていく彼女の姿には惚れ惚れするようなカッコよさがありました。
👤 主人公のキャラクター像
アリスは、記憶喪失の状態から物語がスタートするため、観客と同じ目線で物語に入り込める非常に優れた主人公です。序盤では戸惑いや不安を抱えながらも、状況に適応し、瞬く間にリーダーシップを発揮していく姿には成長の軌跡が感じられます。
彼女の魅力は、強さの中にある“静けさ”と“知性”。無駄な感情をあまり表に出さず、冷静沈着に状況を見極めるアリスの姿勢は、ホラーというジャンルにおいてとても説得力があります。
ミラ・ジョヴォヴィッチ自身の美しさと力強さが融合したキャラクター像は、本作の象徴とも言える存在感を放っています。
🔫 アクションの魅力
閉鎖された空間で繰り広げられる戦闘は、まさに“逃げ場のないスリル”。暗く狭い廊下、突如現れるゾンビ、そして謎のトラップの数々。
そんな状況下で展開されるアクションは、観客に息つく暇を与えません。ガンアクションに加え、肉弾戦や回避アクションも多く、ただのホラー映画とは一線を画す“動きのある恐怖”が味わえます。
特にアリスの身のこなしの美しさは圧巻で、ただ強いだけではなく、観ていて魅了されるようなエンタメ性を備えています。
📖 ストーリーについて
記憶喪失の主人公という設定は、視聴者にも自然と情報を共有しながら物語を進めることができる、非常に効果的な構成でした。
アリスとともに少しずつ施設の謎や自身の過去が明かされていく展開は、単なるサバイバルにとどまらず、ミステリ的な面白さも内包しています。
また、テンポも非常に良好で、説明シーンとアクションシーンのバランスが絶妙。初心者でも入りやすく、シリーズの入口として理想的な1作だと感じました。
🧬 世界観・設定
本作は、原作である『バイオハザード』の直接的な物語をなぞるわけではありませんが、「アンブレラ社」や「Tウイルス」、「感染拡大」といった世界観の核となる要素はきちんと押さえられています。
ゲームの持つ閉塞感、恐怖感をそのまま映像に落とし込みつつ、映画としてのテンポや映像表現にうまく昇華されており、“実写映画としての完成度”が非常に高いです。
ファンにとっても「これはこれでアリ」と思わせるだけのクオリティがあり、単なるゲームの映像化ではない、「映画としてのバイオハザード」が確立されています。
📝 総評とおすすめポイント
満足度:10/10
ストーリー、アクション、恐怖のバランスが絶妙で、何度観ても飽きない完成度の高さが本作の魅力。
地下施設という閉鎖空間を舞台に、次々と降りかかる試練を乗り越えるアリスの姿に引き込まれながら、ゾンビの恐怖や企業の陰謀、そして自分自身との戦いまでを描き切ったストーリー展開は圧巻です。
アクション映画として、ホラー映画として、そしてシリーズの導入としても文句なしの一本。ラストの余韻と続編への期待感も非常に高く、まさに“観て損なし”のエンタメ作品です。
🙋♀️ 特におすすめの人
- ゾンビ映画が好きな人
- 原作ゲーム『バイオハザード』のファン
- 若きミラ・ジョヴォヴィッチの活躍を堪能したい人
- スタイリッシュなアクション映画が観たい人
- 閉鎖空間でのサバイバルが好きな人
- 適度なホラー要素を求める人
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『バイオハザード』は現在、Amazonプライム会員なら見放題で配信中(※2025年5月現在)。
ゾンビ映画の金字塔にして、シリーズの出発点。まだ観ていない方は、この機会にぜひご覧ください!
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